「英検2級に落ちた……。この後、どうすればいい?」
英検2級の不合格という結果に、ショックを受けているところではないでしょうか。とくに、推薦入試や大学受験での利用を視野に入れていたなら、不安や焦りが大きくなるのは無理もありません。
しかし、一度の不合格で諦める必要はまったくなく、ここから巻き返せることを、しっかりと胸に刻んでください。

本記事では、英検2級に不合格となった直後にまず取り組むべきことから、リベンジする勉強法まで解説します。
| 【この記事を読むと得られるメリット】 ・2級に落ちたときの向き合い方がわかる ・不合格の原因と自分の弱点を特定する方法がわかる ・効率的な勉強法と最短合格のテクニックが身につく |
不合格という結果を乗り越え、次回こそ合格を勝ち取るために、ぜひ最後までお読みください。
記事監修者
桐山 ヒロキ
経歴
青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。
人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。
1.英検2級に落ちたらまずやるべき3つのこと

英検2級に不合格となり、今はひどく落ち込んでいるかもしれません。しかし、ここからの正しい行動こそが、次回の合格をつかむための最短ルートになります。
まずは落ち着いて、以下の3つを確認しましょう。
| 1. 落ち込んだ気持ちを認め一度しっかり休む 2. 成績表のCSEスコアを見て敗因を客観的に分析する 3. 不合格は弱点発見のチャンスと捉え気持ちを切り替える |
1-1.落ち込んだ気持ちを認め一度しっかり休む
不合格でショックが強い場合は、まずはその気持ちを否定しないでください。しっかり受け止めることが大切です。

英検2級の結果に深く傷ついているとき、すぐに「次を目指そう」と考えても、心に届きません。
人間は、強い失望を抱いているときに無理に気持ちを切り替えようとしても、かえって心が閉ざされてしまうものだからです。
少し勉強から離れ、好きなことをしたり、十分な睡眠を取ったりする時間を持ちましょう。休養を取り、エネルギーを回復させることが、次への第一歩となります。
1-2.成績表のCSEスコアを見て敗因を客観的に分析する
気持ちが落ち着いてきたら、なぜ不合格になったのか、冷静に原因を探ります。
英検の成績表には、「英検CSEスコア」という指標で各技能の得点が示されているので、客観的な分析ができます。

一次試験で不合格となった場合には、リーディング・リスニング・ライティングの各技能スコアを見て、どの技能が合格水準に届いていないか、把握してください。
自分のスコアが合格基準からどれだけ離れているかを数値で確認すれば、次回までにどの程度の伸びが必要か、目標設定がしやすくなります。
1-3.不合格は弱点発見のチャンスと捉え気持ちを切り替える
不合格は、「失敗」ではなく、高いレベルに挑戦して得られた成長の証です。一度は結果が伴わなかったものの、それによって自分に何が足りないかが明確になりました。
不合格をポジティブに捉え直し、次の挑戦への原動力に変えることが大切です。

英検は、何度でも挑戦できる試験です。「次こそ合格する」という強い意志を持ち、今回得た教訓を活かして、再スタートを切りましょう。
「どうしても自分ではやる気を出せない」という場合や、お子様のモチベーション低下に悩んでいるという場合には、英検専門塾に通う選択肢をご検討ください。
英検アカデミーでは、プロの講師が英検2級の合格までしっかり導くため、不合格で落ち込んでいる方や次回に絶対に合格したい方に、非常におすすめです。


実際、英検アカデミーの講座受講生は入塾後5カ月で93%の英検合格率を叩き出しています。
詳しくは、以下の資料にてご確認ください。
2.次回の英検2級受験に向けてよくある質問

「英検2級に再びチャレンジする」と決めたら、次回の受験について具体的にイメージしましょう。よくある2つの質問にお答えします。
| 【Q1】次回の試験にすぐ申し込んでも間に合う? 【Q2】従来型とS-CBTはどちらで再挑戦すべき? |
2-1.【Q1】次回の試験にすぐ申し込んでも間に合う?
結論からいえば、次の試験にすぐ申し込んで再挑戦することは十分に可能であり、むしろ推奨されます。英検は、通常1年間に3回実施されており、仮に今回が不合格でも、数カ月後には次のチャンスがあります。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会「英検について | 英検」をもとに作成
たとえば、6月に不合格だった場合、すぐに10月実施の回に申し込んだとしても、約3〜4カ月間の準備期間が確保できます。これは、弱点補強には充分な期間です。とくに、大学受験などで英検資格の利用を考えている場合、できるだけ多く受験して、合格のチャンスを増やしてください。
そもそも、英検2級の合格率自体が25〜30%程度と低く、一発で受かるほうが少数派です。何度か受験しながら、少しずつ弱点を潰していくものだと捉えましょう。各回の試験内容や合格基準は一定に保たれているため、どの回だから有利・不利という差もありません。
できるだけ早い次の機会に再挑戦するのが得策です。
2-2.【Q2】従来型とS-CBTはどちらで再挑戦すべき?
英検2級の再受験にあたり、「従来型」と「英検S-CBT(パソコン受験)」のどちらを選ぶべきか、迷う方もいるでしょう。結論としては、どちらでも、自分の状況に応じて選んで問題ありません。
「次の従来型試験まで待てない」「早く結果が欲しい」という場合は、S-CBTを利用するとよいでしょう。
従来型は、年3回の決まった日程で全国一斉に行われます。一方、S-CBTは、コンピュータ上で4技能を1日で受験する方式で、原則、毎週末に実施されています。

S-CBTでは、パソコン画面上で解答し、面接も対人ではなく、ヘッドセットを付けて音声を録音する形式です。
パソコン操作に慣れている人にとっては、タイピングで作文を書くほうが早かったり、ヘッドホンでリスニングするため音声がクリアだったりといったメリットがあります(S-CBTのライティングは手書きも選択できます)。
合格のしやすさについては、日本英語検定協会の公式に〈出題内容、難易度、採点基準は英検(従来型)と変わりません〉と明言されています。したがって、「S-CBTだから問題が難しい・易しい」ということはありません。
どちらで受けても、最終的な「英検2級合格」の資格に違いはありません。大学受験などでの扱いも同等です(ただし、大学・入試方式など利用先の要件はあらかじめご確認ください)。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「英検S-CBTについて|英検S-CBT」
3.なぜ落ちた?英検2級不合格者に共通する4つの原因と対策

ここからは英検2級の対策について解説していきます。まず、しっかり見極めたいのが、英検2級に落ちた理由です。不合格にはかならず理由がありますので、多くの人がつまずく共通の原因と対策を見ていきましょう。
| 1. 語彙力不足で長文や選択肢の意味が理解できない 2. 時間配分がうまくいかず最後まで問題を解ききれない 3. ライティングの対策が十分にできていない 4. 二次試験(面接)の練習が足りず本番で話せない |
3-1.語彙力不足で長文や選択肢の意味が理解できない
語彙力の不足は、英検2級に落ちる最も大きな要因のひとつです。
2級では日常生活に加え、社会性のあるトピックも扱われ、要求される単語数は約5,000語にのぼります。
この語彙レベルに達していないと、長文読解で内容の核心部分がつかめなくなります。また、選択肢の微妙なニュアンスの違いを見分けられず、正解にたどり着けません。リスニングやライティングでも、苦戦します。

たとえば「renewable energy(再生可能エネルギー)」「implement policies(政策を実施する)」といった表現がわからなければ、文章全体のテーマ理解が難しくなります。似た意味の単語が並んだ選択肢では、正確な語義を知らないために誤答してしまうケースが多発します。
英検2級の単語レベルは、高校の必修英単語プラスアルファですので、英検2級専用の単語帳を使った十分な語彙習得が不可欠です。不合格だった方は、まず自分の語彙力を点検し、過去問の長文で意味が取れなかった単語を洗い出して重点的に覚え直すことから始めましょう。
3-2.時間配分がうまくいかず最後まで問題を解ききれない
試験当日の時間配分ミスも、よく見られる敗因です。英検2級一次試験では、長文読解から英文要約・英作文まで、限られた時間内(85分)で解答しなければなりません。
最初のリーディングに過度に時間を使ってしまうと、ライティングの時間が残りわずかになります。時間が足りずに最後の大問まで手が回らないと、本来得点できたはずの問題を丸ごと失うのです。
実際に「時間が足りずに最後は勘でマークした」「英作文が書ききれなかった」という声は、よく聞かれます。
過去問題を使って時間内に解き切る練習を重ねることが必要です。「大問1は15分」「長文1題につき12分」など各パートに割ける時間の目安を把握し、普段からタイマーを使って問題演習を行いましょう。
3-3.ライティングの対策が十分にできていない
2016年度以降、英検2級の一次試験にはライティング問題が導入され、配点も高くなっています。しかし不合格者の中には、ライティング対策に十分な時間を割かなかったケースが散見されます。
リーディングとリスニングでは7〜8割得点しながらも、ライティングが3〜4割程度しか取れず、不合格となる受験生も珍しくありません。ライティングの力不足は、一次試験の合格を阻む大きな壁となるのです。
英作文の書き方を十分に練習していなかった結果、論理的な構成になっていなかったり、語数不足や文法ミスで減点を重ねてしまったりします。
さらに、2024年度からは英文要約の問題が新たに追加され、以前にも増して高度なライティング力が求められています。
次回合格には、ライティングを重点強化することが不可欠です。英検2級の基本的な英文構成をマスターし、頻出トピックで英作文の練習を重ねてください。
参考:公益財団法人 日本英語検定協会「実用英語技能検定 リニューアルのご案内(2016年度第1回~)」、 「2024年度 実用英語技能検定(英検) 問題形式リニューアルサイト」
3-4.二次試験(面接)の練習が足りず本番で話せない
英検2級では、一次試験合格者を対象に二次試験(面接)が実施されます。
じつは、一次試験の合格率が約30〜35%と推定されるのに対し、二次試験の合格率は約80%と高く、一次を突破した人にとって、二次は比較的合格しやすいはずの試験です。(*1)
それでも不合格になる原因は、対策不足である場合が多く見られます。面接カードの音読や質問応答の練習をほとんどせずに本番に臨むと、想定外の質問に答えられず、沈黙してしまうのです。
どんなに英語力が高くても、面接の形式やポイントを押さえた練習をしていなければ、高評価は得られません。入室時のあいさつや質問に対する適切な長さの応答など、面接特有のマナーを知らないままだと、内容以前にコミュニケーション姿勢で減点されます。
二次試験で不合格だった方は、次回は徹底的に模擬面接の練習を積みましょう。塾の先生や家族に面接官役をお願いして本番同様の練習を繰り返し、質問に対して適切に返答できる力を養います。
*1:2016年の高校生を対象とした公益財団法人 日本英語検定協会の分析より推定/出典:公益財団法人 日本英語検定協会「高校生 1級・準1級・2級の受験者数、および合格率 昨年度同回次より大幅アップ!!」
4.英検2級に次こそ合格するための最短リベンジ勉強法

英検2級の再チャレンジでは、やみくもに勉強時間を増やすのではなく、ポイントを押さえた効率的なリベンジ対策で最短合格を目指してください。以下のポイントを押さえましょう。
| 1. 【単語】2級用の英単語帳を覚えるまで何周も繰り返す 2. 【長文】過去問で時間配分を体に叩き込む 3. 【リスニング】シャドーイングで英語の音とリズムに慣れる 4. 【ライティング】2つの形式にしっかり対応する 5. 【スピーキング】英会話で実践練習を重ねる |
4-1.【単語】2級用の英単語帳を覚えるまで何周も繰り返す
語彙力強化は合格への土台です。英検2級レベルの単語帳を何周も繰り返し、収録語彙の9割以上を覚え切るつもりで取り組みましょう。
前述のとおり、2級では約5,000語程度の単語力が求められますが、1〜2周覚えただけでは定着しません。
| 【効果的な語彙力アップの学習法】 ・反復学習を徹底する:1日あたりの単語数を決めてコツコツ進め、一定間隔で何度も復習します。たとえば「毎日25語覚える→3日後・1週間後・2週間後に再テストする」というように、記憶が薄れかけた頃に繰り返して勉強すると、しっかり記憶に残りやすくなります。 ・例文とセットで記憶する:単語は意味だけでなく、例文と一緒に覚えると実践的に使えるようになります。「contribute」は「contribute to society(社会に貢献する)」というフレーズで覚えるといった具合です。 ・いろいろな感覚を使って覚える:「発音を声に出す」「耳で聞く」「スペルを書く」という具合に、リスニングやスピーキングにも役立つ形で記憶していきましょう。また、語源や派生語にも目を向けると効率よく覚えられます。たとえば「sustainable(持続可能な)」は「sustain(維持する)」から派生していると押さえると、関連語も覚えやすくなります。 |
単語帳は市販の定番単語帳(『英検2級 でる順パス単』など)を活用し、最低3〜4周は復習してください。毎日の通学時間や隙間時間も利用して単語帳をめくり、語彙力を着実に積み上げましょう。
語彙が充実すれば、長文読解もリスニングも余裕を持って臨めるようになります。
4-2.【長文】過去問で時間配分を体に叩き込む
長文読解力を高めるには、過去問演習を繰り返して、時間内に解き切るトレーニングが効果的です。
英検2級の読解は、量も多く、時間との勝負になります。常に時間を計って解く習慣をつけましょう。
| 【過去問を使った実戦練習】 ・時間管理をする:過去問や公式問題集を使い、実際の試験時間に合わせて、長文問題に取り組みます。大問ごとに、「文章1つに10分まで」のように目標時間を決め、それを守る練習をすると、速読力と選択肢を処理する力が向上します。 ・設問を先読みする:長文問題では、先に設問内容をチェックしてから本文を読むと、どの情報に注目すべきか、意識して読めます。重要箇所を探しながら目的を持って読めるようになり、効率的に正解を導けます。 ・スラッシュリーディング:時間がかかりがちな人は、文章を意味のかたまり(句や節)ごとに区切り、順に内容を把握していく方法(スラッシュリーディング)も試してみましょう。英文の構造がつかみやすくなり、読解スピードが上がります。 |
過去問演習を通じて、設問パターンや出題傾向に慣れれば、読み飛ばしてはいけないポイントや、ひっかけ選択肢の特徴も、だんだんとわかるようになります。
4-3.【リスニング】シャドーイングで英語の音とリズムに慣れる
リスニング力を短期間で高めるには、シャドーイングが効果的です。シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、そっくりそのまま真似るように復唱する練習方法です。
| 【シャドーイングの実践手順】 ・音声教材を用意する:英検2級の過去問や公式教材の音声を準備し、まずは一度通して聞いて全体の流れをつかみます。最初から完璧に真似しようとせず、音声のリズムや抑揚を感じ取ることに集中しましょう。 ・真似して追いかけて発声する:音声を再生したら、聞こえた内容を1〜2語遅れで追いかけるように発声します。最初は難しく感じますが、繰り返すうちに発音や英語特有の音声変化にも慣れてきます。 ・スクリプトで確認する:うまく追いかけられなかった箇所は、スクリプト(テキストの原稿)で確認しながら、正確な発音と意味を理解します。その後、再度シャドーイングを行い、聞き取れなかった音のパターンを体で覚えていきましょう。 ・ディクテーションを併用する:書き取り練習(ディクテーション)も併用すると、自分が聞き取れない音の箇所が明確になります。 |
シャドーイングでは、耳から入った音声をすぐ口で再現するので、ただ英語の音源を聞き流すよりも、意識的に聞くことができます。限られた時間でも、効率的にリスニング力を鍛えられる方法です。もちろん、スピーキング(二次試験)の対策としても、効果的です。
4-4.【ライティング】2つの形式にしっかり対応する
英検2級のライティングは、2024年度から「英文要約」と「意見論述」の2題構成になりました。高得点を取るには、両方の形式にしっかり対応しなければなりません。
| 【英文要約のポイント】 ・本文の要点を見抜く:まずは与えられた英文を読み、筆者が最も伝えたい主張(主題)と、それを支える重要な理由や具体例がどれなのか、見極める練習をしましょう。不要な部分を削ぎ落とす視点が重要です。 ・自分の言葉で言い換えて要約する:本文をそのまま書き写すのではなく、自分の言葉で表現し直す必要があります。同義語を使ったり、文の構造を変えたりして、工夫しましょう。 ・意見を加えず客観的にまとめる:要約に自分の意見や感想、本文に書かれていない情報を加えると、減点になります。本文の内容をつかんで、客観的にまとめることに徹しましょう。 |
| 【意見論述のポイント】 ・4段落構成を徹底する:「導入(自分の意見)→理由1+具体例→理由2+具体例→結論」という4段落構成で書くことが、高得点答案の鉄則です。このテンプレートを暗記して、どんなテーマでも当てはめて書けるように練習しましょう。 ・明確な意見表明を意識する:導入で自分の立場(賛成または反対)を表明し、理由を2つ挙げます。それぞれの理由段落では1〜2文で理由を述べ、さらに具体例や説明を加えて説得力を出します。「I strongly believe that…」「In my opinion,…」のように、自分の考えを明確に示す表現を使いましょう。 ・簡単でも具体的な理由を書く:理由や具体例は平易な内容でも構いません。採点では論理の一貫性や英語表現の正確さが重視されます。難解な内容で混乱した状態になるより、わかりやすい理由を筋道立てて書くほうが高評価につながります。 |
英検2級頻出のテーマ(社会問題・テクノロジー・環境・教育など)については、自分なりの意見と理由をあらかじめ考えておくとよいでしょう。本番で慌てずに済みます。
4-5.【スピーキング】英会話で実践練習を重ねる
スピーキング(英検2級二次試験の面接)で確実に合格点を取るには、実践形式の練習を重ねて慣れることが重要です。
英検2級の面接では、与えられたパッセージ(文章の一節)の音読・内容質問、そして日常的なトピックに関する受験者自身への質問に答えるパートなどがあります。
| 【スピーキング力を伸ばす実践法】 ・模擬面接を繰り返し行う:塾の先生や学校のALTに面接官役をお願いし、本番と同じ流れで入室から退室まで練習します。先生への依頼が難しい場合は、家族や友人に英語で質問してもらいましょう。その場で初めて聞く内容の質問に、即座に英語で答える瞬発力を鍛えることが重要です。 ・意見を表明する練習をする:身近なニュースや出来事について「I think… because…」と理由付きで話す練習をしましょう。面接で質問されたときも、スムーズに考えを組み立てられるようになります。たとえば「Do you think students should wear uniforms?」のような質問をぶつけられたら、とっさに自分の意見と理由を英語で述べる練習が必要です。 ・態度と話し方を改善する:面接では内容だけでなく、態度や話し方の印象も評価対象です。積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢(はきはき答える・アイコンタクトをする・笑顔でいるなど)は、加点要素になります。緊張で声が小さくなったり沈黙が長引いたりしないよう、場慣れして、自信を持って話せるようにすることが大切です。 |
スピーキングは練習量がものをいいます。実践練習を重ね、次回の面接では余裕を持って自分の力を発揮できるようにしておきましょう。
英検2級二次試験は、適切に対策すれば必要以上に恐れる必要はありません。
5.絶対合格を目指すなら英検対策塾の利用がおすすめ

独学での再挑戦に不安がある場合や、より効率的に合格を勝ち取りたい場合は、英検対策に強い塾の力を借りるのが有効な選択肢です。長年の指導経験に基づいた合格ノウハウが蓄積されているからです。


英検対策専門塾である「英検アカデミー」では、合格に直結する最短ルートの指導が受けられます。
| 【英検対策塾を活用するメリット】 ・試験のツボを押さえた指導:塾講師は英検指導のプロですので、「この形式の問題はここに注意」「頻出テーマはこれ」といった試験のツボを押さえたアドバイスがもらえます。 ・ライティング添削指導:講師が個別に作文を添削し、弱点を指摘してくれます。独学では自分の書いた英文のどこが減点対象なのか判断しづらいですが、プロの添削により「主張が曖昧」「語数不足」「文法ミス」など改善ポイントが明確になります。 ・本番さながらの模擬面接:二次試験対策では、経験豊富な講師を相手に、実践練習を積むことができます。発音やイントネーションに課題があれば発声練習から指導してもらえますし、回答内容がシンプルすぎる場合には理由を付け足す指導など、具体的な改善策がわかります。 |
絶対合格を目指すなら、塾が持つ「合格の最短ルート」の恩恵を受けない手はありません。
詳しくは、以下の資料にてご確認ください。
6.まとめ
本記事では「英検2級に落ちた」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
英検2級に落ちたらまずやるべき3つのことは、以下のとおりです。
| 1. 落ち込んだ気持ちを認め一度しっかり休む 2. 成績表のCSEスコアを見て敗因を客観的に分析する 3. 不合格は弱点発見のチャンスと捉え気持ちを切り替える |
なぜ落ちたのか、英検2級不合格者に共通する4つの原因と対策を解説しました。
| 1. 語彙力不足で長文や選択肢の意味が理解できない 2. 時間配分がうまくいかず最後まで問題を解ききれない 3. ライティングの対策が十分にできていない 4. 二次試験(面接)の練習が足りず本番で話せない |
英検2級に次こそ合格するための最短リベンジ勉強法は以下のとおりです。
| 1. 【単語】2級用の英単語帳を覚えるまで何周も繰り返す 2. 【長文】過去問で時間配分を体に叩き込む 3. 【リスニング】シャドーイングで英語の音とリズムに慣れる 4.【ライティング】2つの形式にしっかり対応する 5. 【スピーキング】英会話で実践練習を重ねる |
英検は不合格を経験しながらも諦めずに合格をつかむ人が、大勢います。ぜひあなたもその一人になってください。不合格は成功への通過点です。次こそ英検2級合格の喜びを手にできるよう、心から応援しています。
よくある質問
記事監修者
桐山 ヒロキ
経歴
青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。
人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。
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