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小学生がすべき英語の勉強法9選!学年別のポイントも徹底解説

2025年10月10日
小学生がすべき英語の勉強法9選!学年別のポイントも徹底解説

「小学校でもうすぐ英語の勉強が始まるけど、うちの子は授業についていけるのかな…。」

「中学校に入ってからつまずかないためにも、今のうちに英語の勉強をさせておきたい」

小学校で英語が必修化され、全国的に英語教育の重要性が高まっている今、このような悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。

しかし、親世代は小学校で英語を学んだ経験がほとんどないため、何をどのように勉強させるべきか悩んでしまいますよね。

結論、小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法は、以下のとおりです。最適な勉強法は学年によって異なるため、お子様の成長段階やスキルに合った方法を選んでみてください。

1〜2年生英語の絵本を読み聞かせる
英語の歌を歌う・聴く
英語のアニメや動画を視聴する
3〜4年生英語で書かれた本を音読する
英語の学習アプリを活用する
日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみる
5〜6年生アルファベットの大文字・小文字を書いて覚える
単語帳や読書を通じて語彙を増やす
英語で日記を書く習慣をつける


これらの勉強法を家庭で実践すれば、英語に楽しく親しみながらも、将来に役立つ英語スキルを着実に養えるでしょう。

とはいえ、保護者の方が教材の正しい選び方や英語特有の発音・文構造を理解していないと、かえって逆効果になるかもしれません。

そこで、この記事では、小学生の英語学習におすすめの勉強法を解説し、より確実な英語力を身につける手段として「英語専門のプロ」に見てもらうメリットを紹介します。

この記事でわかること
・小学生が勉強する英語の学習内容
・【学年別】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法
・英語学習を嫌にならないためにサポートする上で注意しておきたいこと
・これからの英語学習に向けて着実な英語力をつけられる「英語専門のプロ」



お子様が無理なく英語力を伸ばせるヒントを数多くご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

記事監修者

桐山 ヒロキ

英検アカデミー塾長

経歴

青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。

人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。

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目次

1. まずは小学生が勉強する英語の学習内容を押さえよう

まずは小学生が勉強する英語の学習内容を押さえよう

これからの英語学習に備えて、お子さまの英語スキルをしっかりと伸ばすためには、まず小学生の基本的な学習内容を押さえておくことが大切です。

学習指導要領の改訂により、小学校での英語学習は2020年度からスタートしました。現在は、小学3〜4年生で英語に慣れ親しむ「外国語活動」、小学5〜6年生で体系的な学習を行う「外国語」が実施されています。

そのため、本章では小学3年生以降における英語の学習内容について、詳しく解説します。

小学生が勉強する英語の学習内容
・3〜4年生|英語に慣れ親しみながら「聞く力・話す力」を身につける
・5〜6年生|中学校での学習を見据えて「読む力・書く力」も磨く



お子様が小学校でどのような勉強に取り組むのかを把握すれば、学年や英語力に合わせた勉強法も選びやすくなるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

【一部の自治体や小学校では、英語学習を1〜2年生から開始している場合もある】

学習指導要領の規定により、小学校の英語学習は3年生から行われるのが基本です。しかし、一部の自治体や小学校では、文部科学省から指定を受けて「特別の教育課程」を編成し、1〜2年生から英語学習を開始している場合があります。

具体的な学習内容は、英語の発音や表現に慣れ親しむ活動や、オールイングリッシュの本格的な授業など、学校によってさまざまです。

お子様が通う小学校で、どのような取り組みを行っているのか気になる方は、公式サイトなどで事前にチェックしておきましょう。

小学1〜2年生の英語スキルを伸ばす勉強法については、3章で詳しく解説しています。

1-1. 3〜4年生|英語に慣れ親しみながら「聞く力・話す力」を身につける

小学3〜4年生では、「聞く・話す」体験を通じて英語に慣れ親しみ、高学年での教科学習に備える「外国語活動」が行われます。授業時間は年間35時間(週1回程度)です。

文部科学省が掲げている「外国語活動」の基本理念は、以下の3つです。

<外国語活動の基本理念>

・外国語を用いたコミュニケーションを図る素地となる資質
・能力の育成・幅広い言語に関する能力の育成
・外国語の音声や基本的な表現への慣れ親しみ


引用:文部科学省「小学校外国語活動・外国語研修ガイドブック(p.12)」



上記から、外国語活動では耳や口を通して「将来の本格的な学習につながる基礎的なコミュニケーション能力や言語感覚を養うこと」が求められているとわかります。

小学校の授業は、以下のようにゲームや歌、ペア活動などのコミュニケーションを中心に展開されるのが特徴です。

<外国語活動の主な授業内容>

・自己紹介やインタビュー形式のペア活動
・歌やゲームを取り入れたレクリエーション
・国際理解を深めるための映像学習・挨拶や簡単な会話についてのリスニング
・大文字のアルファベットを使った名前の書き取り など



英語に慣れ親しみながら「聞く力・話す力」を身につけることを重視しているため、単語の書き取りや英文の音読といった活動は基本的に行いません。そのため、教科書やプリントに自分の考えを記載するときは、他教科と同じく日本語でも問題ないとされています。

まずはコミュニケーションを通して、自分の気持ちや考えを英語で伝えられるようになることが重要なのです。

小学3〜4年生の学習では、以下の英語表現を主に習得します。

3年生・Hello. I’m (name).
・How many? 数 (1-20)
・I like (tennis). What do you like?
・Thank you. You’re welcome.
・What’s this? など
4年生・How’s the weather?
・Do you like (Mondays)?
・What time is it?
・How many letters? I have (six).
・What do you want? など



さまざまな活動を通して多くの表現を学び、英語と日本語の違いを体験することで、円滑なコミュニケーションにつながる素地を養います。

そのため、家庭で英語の勉強をする際は、多様な英語表現に触れたり、身近な場面で英語を積極的に取り入れたりしましょう。

小学3〜4年生の英語スキルを伸ばすおすすめの勉強法については、4章を参考にしてください。

1-2. 5〜6年生|中学校での学習を見据えて「読む力・書く力」も磨く

小学5〜6年生では、正式な教科として「外国語」が始まり、授業時間も年間35時間から70時間(週2回程度)に増えます。

4年生までに身につけた「聞く力・話す力」に加え、中学校を見据えた「読む力・書く力」を伸ばすための学習も本格的に始まるのが特徴です。

文部科学省は、「外国語」についての基本的な考え方を以下のように示しています。

<外国語の基本理念>

・外国語を用いたコミュニケーションを図る基礎となる資質
・能力の育成
・「聞くこと」「話すこと」及び、「読むこと」「書くこと」の4技能を扱う
・音声から文字への指導を行う
・言語活動を通して、文や文構造への理解を図る

引用:文部科学省「小学校外国語活動・外国語研修ガイドブック(p.12)」



5〜6年生の英語学習で重視されるポイントは、聞いた音を文字に結びつけたり、文の仕組みに対する新たな気付きや理解を得たりすることです。

つまり、単なる「慣れ親しみ」から一歩進み、言語を体系的に学ぶ中学校の英語学習とスムーズな連携を図ることが意図されています。

「外国語」の主な授業内容は、以下のとおりです。

<外国語の主な授業内容>

・自己紹介や相互インタビュー
・リスニングを通じた会話内容の理解
・誕生日や家族の呼称など身近な言語の書き写し
・アルファベット(大文字・小文字)の練習
・複数の英単語を用いた簡単な文章の作成
・特定の場面に基づくコミュニケーション など



「外国語活動」に比べて文の仕組みを理解するための活動は増えますが、基本的には英語に触れる中で自然とスキルをつけていくことを目指しています。



5〜6年生の「外国語」で学ぶ英語表現は、以下のとおりです。

5年生・When is your birthday?
・What time do you get up?
・Can you  sing well?
・Where do you want to go?
・What would you like? など
6年生・What[food / games]do you have in Japan?
・I can [swim / cook / skate / ski / sing / dance].
・We have /don’t have (a park).
・I went to (my grandparents’house).
・What’s your best memory? など



「外国語」の学習では、これらの表現について「語順を意識しながら書き写せるようになること」が重視されています。英語の表現を書き写す過程を通して、日本語とは異なる語順に気付かせることが、スムーズに中学校の学習へとつなげる大切なポイントなのです。

とはいえ、ただ書き取るだけでは苦痛になるため、家庭で勉強に取り組む際は、お子様の興味やスキルに合わせてさまざまな「読む・書く」活動を取り入れましょう。

小学5〜6年生の英語スキルを伸ばす勉強法については、5章で詳しく解説しています。

2. 【学年別】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法

【学年別】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法

小学生が勉強する英語の学習内容を把握できたところで、この章からは、おすすめ勉強法を紹介します。

詳細をチェックしたい方は、勉強法をそれぞれクリックしてみてください。

1〜2年生英語の絵本を読み聞かせる
英語の歌を歌う・聴く
英語のアニメや動画を視聴する
3〜4年生英語で書かれた本を音読する
英語の学習アプリを活用する
日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみる
5〜6年生アルファベットの大文字・小文字を書いて覚える
単語帳や読書を通じて語彙を増やす
英語で日記を書く習慣をつける

それでは、詳しく見ていきましょう。

3. 【1〜2年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

【1〜2年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

小学1〜2年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法は、以下の3つです。

小学1〜2年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法
英語の絵本を読み聞かせる
英語の歌を歌う・聴く
英語のアニメや動画を視聴する



一般的に、小学1〜2年生の段階では英語の授業がありません。しかし、3年生からの「外国語活動」に無理なく取り組むためには、低学年のうちから英語に慣れ親しんでおく必要があります。

どれもお子様の興味を引き出す勉強法となっているため、得意なことや好きなことに合わせて、さまざまな学習に取り組んでみましょう。

【1〜2年生は「英語の音やリズムに慣れさせる」ことを意識して勉強を進めよう】

小学1〜2年生の英語学習で特に重要なのは、「英語に対する興味や関心を高めること」です。

低学年は英語の勉強が本格的に始まっておらず、母国語である日本語の正しい使い方を習得している途中段階にあります。日本語のスキルが不十分なまま英語の勉強を始めても、理解が追いつかず、学びも定着しにくいでしょう。

そのため、低学年のうちは単語や文法を覚えさせるのではなく、耳で聞いたり口に出したりする活動を通して、音やリズムに慣れさせることが大切です。

英語の音やリズムに慣れるうちに「英語って楽しい」「色んな言葉を知りたい」という気持ちが芽生え、意欲的に学習を進められます。英語特有のリズムや発音に早い段階から慣れておくと、しっかりとした基礎が築かれ、3年生以降の学習もスムーズに理解できるはずです。

3-1. 英語の絵本を読み聞かせる

小学1〜2年生の英語スキルを効率よく伸ばすには、英語の絵本を読み聞かせる方法が有効です。

保護者の方が絵本を読み聞かせると、お子様の耳が英語の音に慣れていき、正しい発音やイントネーションを聞き分ける力が身につきます。

知らない単語や文章が出てきても、前後の流れやイラストから「こういう意味かな」と推測する習慣がつくため、実際の会話でも円滑なコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。

小学1〜2年生のお子様におすすめの絵本は、以下の3つです。

小学1〜2年生におすすめの英語の絵本
Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)子うさぎが部屋や窓の外に見えるもの一つひとつに「おやすみなさい」と語りかけながら眠りにつく様子を描いた絵本です。英語で韻を踏む楽しさを味わえます。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(くまさん くまさん なにみてるの?)見開き2ページにわたり、カラフルで美しい動物達が次々と登場します。同じフレーズがリズミカルに繰り返されているため、感覚的に英語の音を楽しめます。
WHERE’S SPOT?(コロちゃんはどこ?)飼い犬の「コロちゃん(Spot)」を家の中で探し回る物語です。しかけで遊びながら英語のフレーズを繰り返し聞くことで、楽しく英語に慣れ親しめます。



絵本を読み聞かせるときは、英語の強弱やリズムを大げさに表現したり、身振りを交えたりするなど、お子様が「真似してみたい」と思う工夫を取り入れましょう。

言葉の意味を理解していなくても、聞いた英語を口に出してみることで、正しい発音や自然なリズムを身につけやすくなります。

3-2. 英語の歌を歌う・聴く

小学1〜2年生の英語スキルを伸ばす際は、英語の歌を歌ったり聴いたりするのもおすすめです。

英語の歌を聴くと、ネイティブの自然な発音に触れられるのはもちろん、耳を慣らすことでリスニング力も少しずつ鍛えられます。

英語の歌詞をリズムやメロディに乗せて歌えば、英語特有の表現を楽しみながら学べるでしょう。

小学1〜2年生の学習に効果的な英語の歌は、お子様に馴染みのある「童謡」です。童謡は短くて繰り返しも多いため、単語やフレーズが自然と記憶に残ります。

以下に代表的な童謡をまとめたので、ぜひ活用してみてください。

小学1〜2年生の英語学習におすすめの歌
きらきら星(Twinkle Twinkle Little Star)
メリーさんのひつじ(Mary had a Little Lamb)
大きな栗の木の下で(Under the spreading chestnut tree)
幸せなら手をたたこう(if you are happy)



特に「幸せなら手をたたこう」のように、体を動かしながら歌える曲は、集中力が途切れやすい低学年のお子様に効果的です。

これらの歌を英語で歌えるようになると自信がつき、今後の英語学習への意欲にもつながります。

3-3. 英語のアニメや動画を視聴する

英語の音やリズムに慣れさせるには、英語のアニメや動画などの映像コンテンツも積極的に視聴しましょう。

勉強している感覚がないまま集中して見られるため、自発的に英語の動画を見る習慣がつき、自然とスキル向上につながる効果が期待できます。

スマホやタブレットで気軽に視聴できる動画配信サービスであれば、保護者の方の負担を減らせるのも嬉しいポイントです。

具体的には、以下のような子ども向けの映像コンテンツを活用しましょう。

小学1〜2年生の英語学習におすすめの映像コンテンツ
Fun Kids English(ファンキッズイングリッシュ)
動画が短くまとまっており、身近な単語やフレーズを学習するのに最適です。

Pepper pig(ペッパーピッグ)
4歳以上の子ども向けにイギリスで作られた、豚の家族の日常を描くアニメーションで、身の回りにある単語やフレーズにたくさん触れられます。

Super simple Treetop Family(トゥリートップファミリー)
全編ナレーション付きのため、「動く絵本」を読み聞かせてもらっている感覚で楽しめます。



保護者の方が英語の発音に自信がない場合は、このようなアニメや動画で英語に慣れ親しませるのも有効です。

ただし、親子で以下のようなルールを決めておかないと、スマホやタブレットを使いすぎたり、関係ない動画を見てしまったりするため注意しましょう。

<英語のアニメや動画を視聴する際に決めておくべきルール>

・1回あたりの視聴時間(10〜15分程度が望ましい)
・視聴する時間帯(宿題が終わった後、お風呂に入る前など)
・視聴する場所(保護者の方の目が届く場所がおすすめ)
・アプリの操作方法(他のアプリは開かない、決められた動画だけ視聴するなど)



動画の視聴時間や端末の使い方をあらかじめ決めておくと、楽しみながらもメリハリをつけて学習に取り組めます。

4. 【3〜4年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

【3〜4年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

小学3〜4年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法は、以下の3つです。

小学3〜4年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法
英語で書かれた本を音読する
英語の学習アプリを活用する
日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみる



「外国語活動」が始まる3〜4年生は、遊びだけでなく日常生活の中にも積極的に英語を取り入れることで、授業でも役立つ言語感覚やコミュニケーション能力が養われます。

【3〜4年生は「音声中心で体感的に覚える」ことを意識して勉強を進めよう】

小学1〜2年生の英語学習は、絵本や歌に登場する単語やフレーズについて、意味を深く考えずに聞いたり口にしたりしながら慣れ親しむのが特徴でした。

3〜4年生は低学年に比べて言葉に対する理解力が上がっているものの、文字中心の学習だけでは英語の発音を間違って覚える可能性があります。そのため、3〜4年生も基本的には耳や口を使った音声中心の学びを通して、英語の発音やリズムを覚えることが重要なのです。

文字や文法にとらわれず、音声中心で「読む力・書く力」の土台をしっかり固めれば、5〜6年生になってからも無理なく理解が進み、4技能をバランスよく鍛えられます。

4-1. 英語で書かれた本を音読する

英語で書かれた本を音読するのは、小学3〜4年生のお子様が正しい発音を習得するうえで有効な勉強法の一つです。

声に出して読むことで、舌や口の動きを自然にトレーニングできるため、「th」や「r」など日本語にはない発音を身につけやすくなります。

音読を通して英語の正しい発音を覚えるには、音声が入っているCD付きの本を選ぶのがおすすめです。ネイティブの音声を繰り返し聴くことで、誤った発音の習得を防ぎ、英語特有のリズムや抑揚を体で覚えられます。

英語で書かれた本を音読する際は、以下のように工夫しながらさまざまな読み方に挑戦してみましょう。

英語で書かれた本のさまざまな読み方
【モノマネ音読法】
CD音声が一文読み終わるごとに一時停止し、本を見ながらCD音声のモノマネをする音読法
モノマネ音読法

【オーバーラッピング】
CD音声と同時に英語の文章を音読する方法
オーバーラッピング



モノマネ音読法は、楽しく「モノマネ」をしているだけで細かい音や抑揚までしっかり習得できるメリットがあります。

オーバーラッピングは、CD音声と同時に声を出すため、自然なテンポで英語を話す感覚が身につくでしょう。耳で音を追いながら同時に発音することで、リスニング力も鍛えられます。

4-2. 英語の学習アプリを活用する

小学3〜4年生は低学年に比べて集中力が続く傾向にありますが、それでも勉強ばかりだと英語の学習に飽きてしまうでしょう。

そこで、英語の学習アプリを活用すると、ゲーム感覚で楽しく遊びながら自然に英語スキルを身につけられます。

スマホやタブレットで遊べるため、時間や場所を選ばず手軽に英語を勉強できるのもメリットです。

お子様の興味に合う学習アプリが見つかれば、自ら進んで英語に触れるようになり、自然と勉強が習慣化されます。

小学3〜4年生におすすめの英語学習アプリは、以下のとおりです。

アプリ名対象年齢料金対応端末
マグナとふしぎの少女10歳程度〜無料iOS/Android
ワオっち!イングリッシュスクール!2~10歳無料(アプリ内課金有)iOS/Android
Duolingo3歳~大人まで無料(アプリ内課金有)iOS/Android
英語物語7歳~大人まで無料(アプリ内課金有)iOS/Android



上記はいずれも英語の音声が搭載されているアプリのため、ゲームをしながら正しい発音を習得できます。

英語の学習アプリを活用する際は、使用時間や遊べる範囲について、お子様と相談しながら明確なルールを決めましょう。

「1日1ステージまで」「ミニゲームは10回まで」のように、数字を使って具体的な基準を設けると、遊び過ぎを防ぎながら学習を継続しやすくなります。

4-3. 日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみる

音声中心の学習で英語の発音・リズムを体感的に覚えるには、日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみるのもおすすめです。

英語学習では、聞いたり読んだりする「インプット」だけでなく、実際に声に出す「アウトプット」も欠かせません。インプットだけに偏ってしまうと「知っているのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない」という状態になりがちです。

そこで、家族の会話で英語を積極的に取り入れると、頭の中にある知識が自分の言葉として定着します。相手に伝わったときの達成感を味わえば、英語で話すことの楽しさも実感できるでしょう。

日常生活で気軽に取り入れられる英語の簡単なフレーズは、以下のとおりです。

挨拶・日常会話Good morning!(おはよう)
How are you?(元気?)Good night.(おやすみ)
食事のときLet’s eat!(いただきます)
Yummy!(おいしい!)
家の中でよく使える表現Let’s go!(行こう!)
Hurry up!(急いで!)
Be careful!(気をつけて!)
It’s time to study.(勉強の時間だよ)
感情・気持ちI’m happy!(うれしい!)
I’m tired.(つかれた〜)
I’m hungry.(お腹すいた)
I’m sleepy.(眠い)
ちょっとしたやり取りThank you!(ありがとう)
You’re welcome.(どういたしまして)
Let’s try!(やってみよう)
Great! / Good job!(すごい!/よくできたね!)



家の中で自然に英語を使う経験を積めば、「英語=コミュニケーション」という感覚が身につき、英語学習への抵抗感がなくなります。その結果、学校の授業にも積極的に参加でき、中学以降の本格的な学習につながるスキルを養えるはずです。

5. 【5〜6年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

【5〜6年生】小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法3選

小学5〜6年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法は、以下の3つです。

小学5〜6年生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法
アルファベットの大文字・小文字を書いて覚える
単語帳や読書を通じて語彙を増やす
英語で日記を書く習慣をつける

音声から文字中心の学習に移行しても、引き続き日常生活に自然な形で英語を取り入れれば、「読むこと・書くこと」を楽しみながら英語スキルを身につけられます。

【5〜6年生は「読み・書きをメインに「ことばの仕組み」を覚える」ことを意識して勉強を進めよう】

小学校高学年になると、中学校での英語学習を見据えて「読むこと・書くこと」の勉強が本格的に始まります。中学校の学習でつまずかないためにも、5〜6年生の勉強では「読み・書き」をメインに進めて、英語の4技能をバランスよく育てることが大切です。

具体的には、これから紹介する勉強法を通じて、シンプルに英単語を暗記させるだけでなく「ことばの仕組み」を理解させることを意識しましょう。

「ことばの仕組み」を理解できれば、覚えた単語をつなぎ合わせて新しい文章を作れるようになり、相手や状況に応じて表現を工夫する「生きた英語」が身につくはずです。

5-1. アルファベットの大文字・小文字を書いて覚える

小学5〜6年生の「読む力・書く力」を伸ばすためには、アルファベットの大文字・小文字を書けるように練習しましょう。

英語罫線ノートを用意し、正しい大きさでアルファベットを書けるようになると、中学校での英語学習に無理なく移行できます。

ノートに書くときは、「Aa」「Bb」のように大文字・小文字をペアにしたり、身近な単語を練習してみたりするのがおすすめです。文字の位置やバランスを正しく理解できるのはもちろん、単語にすることでアルファベットが「ただの記号」から「使える文字」として機能します。

お子様が飽きそうな場合は、以下の方法も取り入れて、楽しみながら正しい書き方を習得しましょう。

アルファベットの書き方を楽しく覚えられるゲーム
・アルファベットビンゴ:5マス×5マスの紙にアルファベットを書いてビンゴ形式で遊ぶ
・アルファベットしりとり:「apple→eat→tennnis」のように単語をつなげていく
・タイムアタック:制限時間内に「a~z」を英語罫線ノートに書けるか挑戦する



ゲームに慣れてきたら、アルファベットビンゴで大文字・小文字を混ぜたり、しりとりの形式を「Aから始まってBで終わる単語、次はBから始まってCで終わる単語」のように変えたりすると、さらにゲーム性が高まり楽しく学べます。

5-2. 単語帳や読書を通じて語彙を増やす

小学5〜6年生の英語学習では、英単語を600〜700語程度覚えなければなりません。そのため、中学校に向けてしっかりと英語スキルを身につけるには、日頃から単語帳や読書を通じて語彙を少しずつ増やすことも大切です。

たとえば単語帳は、以下のようにCD音声が付いているものを選ぶのがおすすめです。

小学5〜6年生におすすめの英単語帳
キクタンキッズ 初級編ー見て聞いて覚える英単語帳 児童英検ブロンズレベル
イラストを見ながら音楽のリズムに合わせて英単語を覚えられます。

イラストと図と音声でどんどん覚える 小学生のための英単語
小学生向けに厳選された約400語の英単語が収録されており、単語の発音も一つずつ聞きながら確認できます。



CD音声を聞き取りながら自分でも声に出すと、語彙を増やすと同時に正しい発音も身につけられます。

単語帳で英単語をある程度覚えたら、英語で書かれた本を読むことにも挑戦してみましょう。以下を参考に、お子様の興味やレベルに合わせて最適なものを選んでみてください。

難易度本のタイトル
Swimmy|スイミー(30ページ)
★★A FRIEND|ともだち(72ページ)
★★★Hope Jones Saves the World|SDGsを考える児童書(176ページ)

読書を通して「主語+動詞」「形容詞+名詞」といった英文の基本的なパターンに繰り返し触れると、自然な形で言語感覚が養われます。

本を選ぶときは「勉強のため」ではなく、あくまで「物語そのものを楽しむ」「登場人物の気持ちを考える」ことを優先するのがポイントです。

5-3. 英語で日記を書く習慣をつける

英語の「書く力」を鍛えるには、毎日少しずつ英語で日記を書く習慣をつけましょう。インプットした単語やフレーズを「自分の言葉」として表現することで、正しい使い方を自然と覚えられます。

頭に浮かんだ文章を英語に直す練習を通じて、英語特有の語順やことばの仕組みに慣れることができるのもメリットです。

ただし、最初から複雑な文章に挑戦すると苦手意識を持つ可能性があるため、まずは1〜2文程度の簡単な文章から始めてみましょう。

英語で日記を書くときの具体的なポイントは、以下のとおりです。

<英語で日記を書くときのポイント>

・最初は「I played soccer.」のように一文から始める
・慣れてきたら「I played soccer after school. It was fun. I was tired.」のように2〜3文に挑戦する
・日記の内容は「その日の出来事」「そのときの気持ちや感想」「明日の予定」で固定する



あらかじめ日記の内容を決めておくと、「今日は何を書こう?」と迷う時間がなくなるため、英語で書く習慣が定着しやすくなります。

「寝る前の5分間」など、毎日のルーティンに日記の時間を組み入れるのも、無理なく継続するためのコツです。

また、以下のようなテンプレートを用意しておくと、英語に強い苦手意識があるお子様でも安心して取り組めます。

<英語の日記に使えるテンプレート>

・Today, I ____.
・It was ____.
・Tomorrow, I will ____.



お子様の学習意欲を引き出すには、文法の正しさよりも日記の内容について積極的にコミュニケーションを取ることを心がけましょう。

6. 英語学習を嫌にならないためにサポートする上で注意しておきたいこと3つ

英語学習を嫌にならないためにサポートする上で注意しておきたいこと3つ

ここまで学年別におすすめの勉強法をご紹介してきましたが、英語スキルを効率よく伸ばすには、大前提としてお子様自身が英語学習を嫌にならないことが大切です。

英語スキルは短期間で身につくものではなく、毎日の積み重ねが欠かせません。しかし、ちょっとしたきっかけで英語に苦手意識を感じてしまうと学習時間が減り、スキルの定着も遅れるでしょう。

そのため、保護者の方は以下の方法でお子様をサポートし、英語学習を少しでも「楽しい」と感じられるように働きかける必要があります。

英語学習を嫌にならないためにサポートする上で注意しておきたいこと
子どもが楽しいと思えるものに取り組む
小さな成功体験を増やす
具体的な目標を持たせる



お子様が自ら進んで英語に触れる機会を増やすためにも、ぜひ参考にしてください。

6-1. 子どもが楽しいと思えるものに取り組む

これまで紹介してきた勉強法を実践する際は、お子様自身が「楽しい」と思えるものに取り組むことが重要です。

特に中学年までは、英語に慣れ親しみながらスキルを習得することが重視されているため、お子様の興味・関心に合った勉強法を選ぶと良いでしょう。高学年も勉強の負担が増える分、少しでも楽しさを感じられる要素を取り入れる必要があります。

楽しい体験の中で「どうしたら伝わるかな」「どういう意味なんだろう」という疑問が芽生えれば、自然と英語スキルも伸びていくはずです。

お子様が「楽しい」と思える勉強法を選ぶには、以下のポイントを意識しましょう。

子どもが楽しいと思える勉強法を選ぶポイント
1. 興味・関心に直結したテーマを選ぶ
お子様が夢中になれる題材を英語学習に取り入れましょう。恐竜が好きなら「恐竜図鑑の英語版」、サッカー好きなら「海外選手のインタビュー動画」など、興味のあるテーマを選ぶことで自然と学習が続きます。

2. 学習スタイルに合った方法を見つける
人によって学びやすいスタイルは異なります。視覚型のお子様には「絵本・動画」、聴覚型のお子様には「歌・リスニングアプリ」など、得意なスタイルを中心に勉強法を選ぶと成功体験が増え、学習意欲を高められるでしょう。

3. 難易度を子どもに合わせる
勉強は簡単すぎると飽きやすく、難しすぎると苦手意識が強まるのが特徴です。そのため、勉強に取り組む際は「少し頑張ればできる」レベルを意識して教材を選びましょう。



上記を参考にいくつかの選択肢を用意し、お子様自身に選ばせることで「やらされている感」が減り、主体的に英語学習を楽しめます。

6-2. 小さな成功体験を増やす

特に3年生以降の勉強では、小さな成功体験を増やして英語に対する抵抗感をなくすことも大切です。

1〜2年生までは「楽しい」「真似したい」という気持ちで、無邪気に英語の歌を歌ったり会話したりできます。

しかし、中学年になると「間違えたら恥ずかしい」「笑われたら嫌だ」という気持ちが芽生え、英語でコミュニケーションを取ることに抵抗感を覚えるのです。

英語に抵抗感を覚えることで話す機会が減ると、4技能をバランスよく育てることも難しくなってしまいます。

そのため、保護者の方は以下の方法で小さな成功体験を増やし、英語を使うことに自信を持たせましょう。

小学生の英語学習で小さな成功体験を増やす方法
・「英単語を3つ覚える」「英語の歌を1曲歌う」など短時間で達成できるゴールを設定する
・正しい発音ができた、単語を正しく書けた瞬間に「できたね!」と前向きな言葉をかける
・アルファベットや単語を使った簡単なゲームをクリアする など

このとき結果だけにとらわれず、頑張りや挑戦した姿勢そのものを褒めることで自信がつき、「もっと英語を使ってみたい」という思いにつながります。

6-3. 具体的な目標を持たせる

特に中学年以降の勉強でモチベーションを維持するには、具体的な目標を持たせて、定期的に達成感を得られるよう働きかけるのが効果的です。

小学生は特に、漠然とした未来のために頑張るよりも「目の前の達成感」や「褒められる体験」のために力を発揮する傾向があります。

そのため、達成しやすい具体的な目標を設定すると「ここまで頑張ればいいんだ」と学習の見通しが立ち、安心して取り組めるでしょう。

低学年のうちは、英語に慣れたり楽しんだりすることが何より重要なため、具体的な目標を設定する必要はありません。

ここでは、小学3年生以降の英語学習で活用できる目標の例を、4章・5章で解説した勉強法ごとに紹介します。

3〜4年生【英語で書かれた本を音読する】
・1週間で1ページをスラスラ読めるようにする
・CD音声を同じスピードで2回読んでみる

【英語の学習アプリを活用する】
・毎日1レッスンずつ進める
・1週間で正解率80%を目指す

【日常生活で英単語や簡単なフレーズを使う】
・1日1回「Thank you」「I’m hungry」などを実際に言ってみる
・1週間で5つのフレーズを家族に聞いてもらう
5〜6年生【アルファベットの大文字・小文字を書く】
・毎日5文字ずつ練習し、1か月で全部書けるようにする
・そのアルファベットを使った単語を3つ書く

【単語帳や読書で語彙を増やす】
・1週間で新しい単語を10個覚える
・覚えた単語を使って1文だけ英語の文章を作る

【英語で日記を書く】
・慣れてきたら1週間で3行の日記を書けるようにする
・「I like 〜」「I went to 〜」など1つの表現パターンを決めて書く



「1週間で1ページ」「1日5分」のように数字で目標を設定すると、ゴールが明確になり、達成感も味わいやすくなります。

目標を達成したら、カレンダーなどに印をつけて成果を見える形に残せば、さらにモチベーションを高められるでしょう。

7. これからの英語学習に向けて、子どもに着実な英語力をつけてほしいなら英語専門のプロに見てもらおう

子どもに着実な英語力をつけてほしいなら英語専門のプロに見てもらおう

この記事を読んでいる方の中には、これから小学校で本格的に英語を学び始める人が多いと思われます。

これからの英語学習に向けて、お子様に着実な英語力をつけてほしいなら、英語専門のプロに勉強を見てもらうことが効率的かつ確実です。

もちろん、これまで紹介した勉強法も英語スキルの向上には一定の効果があります。しかし、好みの学習スタイルは人によって異なるため、お子様に合わない方法を選ぶと、英語に対する苦手意識が強くなってしまうかもしれません。

また、保護者の方が英語特有の発音や文構造を正確に理解していない場合、カナカナ発音が定着したり、誤った語順を覚えたりして混乱を招くでしょう。

一方、英語専門のプロによる指導を受ければ、正しい発音や文の型を身につけることで、「聞く力・話す力・読む力・書く力」の4技能をバランスよく育てられます。

また、お子様の傾向を見極めたうえで最適な勉強法を提案してくれるため、楽しく学びながら自然にスキルアップすることも可能です。

プロの指導により学習効率を一気に高めれば、授業での理解度も格段に上がり、将来を見据えた確かな英語力を身につけられます。

8. 英語専門のプロ講師が多数在籍!「英検アカデミー」を活用する3つのメリット

英語専門のプロ講師が多数在籍!「英検アカデミー」を活用する3つのメリット

ここまで記事をご覧になった方は「小学生の英語学習に英語専門のプロがおすすめなのはわかったけど、結局どこを選べばいいの?」と感じているかもしれません。

そこで活用したいのが、英語専門のプロ講師が多数在籍する「英検アカデミー」です。

英検アカデミーは「海外の方とスムーズに会話できるようになること」を目標とする一般的な英会話教室とは異なり、学校の成績に直結する英語スキルの習得を重視しています。

そのため、英語学習の経験がないお子様でも、小学校の授業内容にしっかり対応でき、将来につながる英語力も着実に伸ばしていけます。

英語の勉強に取り組む小学生が、英検アカデミーを活用するメリットは、以下の3つです。

「英検アカデミー」を活用する3つのメリット
指導歴10年以上のプロ講師が1対1で丁寧に指導
「遊び感覚」ではない言葉を覚える楽しさを重視
オリジナル教材で中学英語につながる基礎力を養成



1つずつ見ていきましょう。

8-1. 指導歴10年以上のプロ講師が1対1で丁寧に指導

英検アカデミーでは、指導歴10年以上のプロ講師が1対1で丁寧に指導するため、短期間で効率的に英語スキルを身につけられます。

英検アカデミーには、他塾のように大学生バイトの塾講師は在籍していません。本職を英語講師としているプロ講師が、他教科を掛け持ちすることなく英語だけを専門に教えているのです。

英語だけに特化しているため、お子様の弱点を的確に把握し、最短ルートでスキルアップできる勉強法を提案できます。いきなり担当講師が決まるのではなく、数回のレッスンを通して色々な講師の授業を受けられるのも安心です。

「自分だけの学習空間」「自分だけの先生」「自分だけの指導時間」をフル活用することで、些細な疑問も残さず英語の勉強に取り組めます。

8-2. 「遊び感覚」ではない言葉を覚える楽しさを重視

英検アカデミーでは、言葉を覚える楽しさを重視しながら確かな英語力を育てます。

お子様を英会話教室に通わせている保護者の方からは、「成績が思うように伸びなかった…」という声がよく聞かれます。その理由は、多くの英会話教室が歌やダンス、単語の反復練習といった「遊び感覚の英語」に重点を置いているためです。

一方、英検アカデミーでは、遊び感覚だけの英語ではなく、言葉を覚える楽しさを習得しながら、英語特有の発音や日本語とは異なる文の組み立て方を指導しています。

たとえば、小学生のうちから動詞・名詞・形容詞といった「品詞」に注目して文構造を理解するのは、英検アカデミーならではの学習法です。

「動詞はどれ?」という質問から簡単な英文を作ることで、少しずつ言葉の仕組みを理解でき、最短ルートで英語ができるようになります。

8-3. オリジナル教材で中学英語につながる基礎力を養成

英検アカデミーでは、中学英語への導入を含めたオリジナル教材を活用し、早い時期から着実な英語の基礎力を養います。

一般的な塾の英語授業は、歌やゲームといった遊び感覚の内容が中心で、中学英語につながる力を十分に育てることができません。そのため、中学校に入学してから基礎をやり直さなければならないケースも多く見られます。

進学先の中学校で「プログレス」や「ニュートレジャー」といった難易度の高い教科書を使用する場合、基礎ができていないと授業についていくのは非常に苦労するでしょう。

英検アカデミーでは、専用プリントを使ってbe動詞や一般動詞など中学英語の基礎を確実に定着させるため、中学入学後も一から英語を学び直す必要はありません。

お子様の得意・不得意に合わせて、きめ細やかな指導を徹底いたします。

小学生の英語学習にお悩みの方は、ぜひ一度「英検アカデミー」にお問い合わせください。

9. まとめ

本記事では、小学生の英語スキルを伸ばすおすすめ勉強法をメインに解説しました。

学年別の具体的な勉強法は、以下のとおりです。

1〜2年生英語の絵本を読み聞かせる
英語の歌を歌う・聴く
英語のアニメや動画を視聴する
3〜4年生英語で書かれた本を音読する
英語の学習アプリを活用する
日常生活で英単語や簡単なフレーズを使ってみる
5〜6年生アルファベットの大文字・小文字を書いて覚える
単語帳や読書を通じて語彙を増やす
英語で日記を書く習慣をつける



英語の勉強に取り組む際は、お子様自身が「楽しい」と思えるものを優先的に選びましょう。

小さな成功体験も積み重ねることで、自然と英語に触れる機会が増え、「聞く力・話す力・読む力・書く力」の4技能をバランスよく育てられます。

この記事を参考にして、お子様が無理なく英語スキルを習得し、学校の授業に楽しく積極的に参加できることを願っております。

よくある質問

はい、オンライン授業に対応しております。Zoomを使用した双方向のオンライン授業を実施しており、対面授業と変わらない質の高い指導を提供しています。
はい、多数の合格実績があります。毎年、多くの生徒さんが準1級・2級に合格されています。詳細な実績は合格実績ページでご確認いただけます。
はい、経験豊富な日本人講師が担当いたします。また、必要に応じてネイティブ講師による授業も提供しています。
はい、小学生から社会人の方まで幅広い年齢層の方が受講されています。目標や学習レベルに合わせて最適なカリキュラムをご提案いたします。
はい、二次試験の面接対策も行っています。実践的な模擬面接を通じて、自信を持って本番に臨めるよう指導いたします。
英語塾を選ぶ際には、目的意識を明確にされると良いでしょう。受験や英検取得のために塾に入るのであれば、希望の成果を上げられるだけのノウハウや実績のある塾をお選びください。「大手だから」「周囲の友達が通っているから」と いった理由では成果が伴わないリスクがあります。
はい、私立中高一貫校の英語教科にも対応しています。各学校のカリキュラムや進度に合わせた指導を行っております。
授業料は受講回数やコースによって異なります。詳しい料金体系については、お問い合わせいただくか、無料相談会にてご説明させていただきます。
はい、各種資格試験の対策も行っています。試験特性を熟知した講師が、効率的な学習方法とポイントを指導いたします。
全国各地に教室を展開しています。最寄りの教室については、「教室を探す」ページでご確認いただけます。また、オンライン授業もご利用いただけます。

記事監修者

桐山 ヒロキ

英検アカデミー塾長

経歴

青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。

人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。

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