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英検®準2級プラスとは?2級・準2級との違いと受験するメリット

英検準2級プラス
2025年10月23日
英検®準2級プラスとは?2級・準2級との違いと受験するメリット

「新しくできた英検®準2級プラスってどのような級なの?子どもの受験に向いているかな?」

2025年度から新設された「英検®準2級プラス」。



お子様が英検®準2級や2級の合格を目指している場合は、準2級プラスも選択肢に入れるべきか悩みますよね。

この記事では、英検®合格率93%を誇る私たち英検アカデミーが、英検®準2級プラスの概要や準2級、2級との違い、準2級プラスを受験するメリットなどをまとめて解説します。


この記事で分かること



この記事を最後まで読めば、準2級プラスとはどのような級なのか分かり、お子様が受験するべきか判断できます。

英検®は現状の知識、スキルに応じた受験級選定が合否を分けます。最短で上位級合格を目指すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

記事監修者

桐山 ヒロキ

英検アカデミー塾長

経歴

青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。

人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。

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1. 英検®準2級プラスとは

英検®準2級プラスとは

まずは、2025年度に新設された英検®準2級プラスの概要・試験内容・合格基準をご紹介します。

「英検®準2級プラスってどのような内容なの?」という疑問を解決できるので、ぜひご覧ください。

1-1. 英検®準2級プラスの概要

英検®準2級プラスは、2025年度第1回試験から31年ぶりに新たに設けられた受験級です。準2級と2級の間に位置する級として、新設されました。

英検®準2級プラスの概要

準2級と2級の間には高い壁があり、「準2級と2級は別物」と言う声があります。実際に、準2級に合格してから2級に合格までには、約2年かかるとも言われています。

準2級合格から2級合格までは約2年かかかる

そのため、2級合格まで「モチベーションが続かない」「2級合格に向けて何をすればいいのか対策に困ってしまう」という声も多いです。

そこで、2級合格を見据えて、モチベーションを保ちつつ、適切なステップアップができるように「英検®準2級プラス」が新設されました。

【実際に準2級から2級への橋渡しとして活用されている】

2025年1回目(4月中旬までの申し込み者が対象)の受験者を分析してみると、準2級合格者、2級不合格者の申し込みが多く見られました。
この傾向からも2級合格を目指して、準2級プラスを活用している受験者が多いことが分かるでしょう。

参考:公益財団法人日本英語検定協会「データからわかる「準2級プラス」新設の意義」

1-2. 英検®準2級プラスの試験内容

英検®準2級プラスは、準2級、2級と同様に、一次試験と二次試験に分かれています。

必要な単語数は4,000語で、高校上級レベルの知識が求められます。

問題の構成は、2級に似ています(詳しくは「2.英検®準2級プラスと2級、準2級の違い」で解説しています)。

一次試験は85分間で、リーディングとライティングに取り組みます。リスニングは約25分で、1回のみ問題が放送されます。

一次試験形式問題文の種類概要
リーディング
(4肢選択)
短文の語句・空所補充短文会話文文脈に合う語句を補う(17問)
長文の語句・空所補充説明文空欄に適切な語句を補う(6問)
長文の内容・一致選択Eメール説明文パッセージに関する質問に解答する(8問)
ライティング
(記述式)
英文要約説明文など文章の内容を英語で要約する(1問)
英作文質問文など質問に関する意見を英語で解答する(1問)
リスニング
(4肢選択)
会話内容の選択会話文会話内容に関する質問に解答する(15問)
文の内容の選択物語文説明文物語や説明文に関する問題に解答する(15問)

参考:公益財団法人日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」

二次試験は、約7分で5つの問題に取り組みます。身近な社会的な話題や日常生活の話題を中心に、出題されます。

二次試験概要
音読(1問)55語程度の英文を音読する
音読した内容に関する問題(1問)音読した内容に関する質問に解答する
イラストに関する問題(1問)3コマのイラストを20秒間見て展開を説明する
受験者の意見を述べる問題(1問)カードのトピックに関連した質問について自分の意見を述べる
受験者の意見を述べる問題(1問)日常生活の一般的な事柄に関する質問に自分の意見などを述べる

参考:公益財団法人日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」

1-3. 英検®準2級プラスの合格基準スコアは1829

英検®3級以上では、4つの技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の正答数をベースに英検CSEスコアが算出されます。

このスコアが合格基準スコアに達すると、合格になります。準2級プラスの合格基準スコアは、1829です。一次試験では1402、二次試験では427以上のスコアが求められます。

項目合格基準スコア
合格標準スコア1829
一次試験1402
二次試験427

準2級、2級と比較すると、準2級プラスは準2級よりも高いスコア設定になっていることが分かります。

【語学力の国際的な指標CEFRではA1~A2レベルに相当】

英検®準2級プラスのCEFR(言語能力を評価する国際的な基準)は、A1~A2レベルに相当します(取得したCSEスコアにより異なります)。
準2級もCEFRはA1~A2レベルになるので、CEFRを基準に見ると英検®準2級と同等のスコアになると言えます。

2. 英検®準2級プラスと2級、準2級の違い

英検®準2級プラスの概要が分かったところで、準2級や2級との違いが気になるところでしょう。

準2級プラスと準2級、2級のレベルの違いを簡単に示すと、下記の図のようになります。

各級では単語数や出題される話題などが異なります。

ここでは、準2級プラスと準2級、2級の違いを問題形式や問題例を踏まえて解説していきます。

お子様がどの級を受験するべきか判断する材料となるので、参考にしてみてください。

2-1. 問題形式は2級とほぼ同じ

英検®準2級プラスの問題形式は、2級とほぼ同じです。

下記のように、一次試験の問題形式を比較すると、準2級プラスと2級はライティングの英作文以外同じ形式だと分かります。

技能準2級準2級プラス2級
リーディング全29問全18問全18問
1.短文の語句・空所補充(短文・会話文)
2.会話文の空所補充(会話文)
3.長文の語句・空所補充(物語文・説明文)
4.長文の内容・一致選択(Eメール・説明文)
1.短文の語句・空所補充1.短文の語句・空所補充(短文・会話文)
2.長文の語句・空所補充(説明文)
3.長文の内容・一致選択(Eメール・説明文)

1.短文の語句・空所補充(短文・会話文)
2.長文の語句・空所補充(説明文)
3.長文の内容・一致選択(Eメール・説明文)
ライティング全2問全2問全2問
1.Eメール
2.英作文(質問文)
1.英文要約(説明文)
2.英作文(質問文)
1.英文要約(説明文)2.英作文(トピックなど
リスニング全30問全30問全30問
1.会話の応答文選択(会話文)
2.会話の内容一致選択(会話文)
3.文の内容一致選択(物語文・説明文)
1.会話内容の選択(会話文)
2.文の内容の選択(物語文・説明文)

1.会話内容の選択(会話文)
2.文の内容の選択(物語文・説明文)

もちろん2級と準2級プラスでは、使用する単語や問題文の長さ、レベルなどに差はありますが、準2級プラスにチャレンジすることで2級の出題形式に慣れることはできるでしょう。

例えば、準2級では出題されない英文要約は、準2級プラスにチャレンジすると、どのような問題なのかイメージが持ちやすくなります。

また、2級と準2級プラスは受験時間、問題数も同じなので、問題を解く速度や解き方のコツなどを身につける機会にもなるでしょう。

このように、英検®準2級プラスは「準2級」という名称ですが、2級と同じ形式で2級を少し易しくした内容だとイメージしておくといいでしょう。

2-2. 問題のレベルは高校2~3年生程度

英検®準2級プラスの問題は、高校上級レベルを想定しています。

準2級は高校中級程度に設定されているので、それよりも少しレベルが上がるイメージです。

英検®の級レベル
英検®準2級高校中級程度(高校1~2年)
単語数:約3,600語
英検®準2級プラス高校上級程度(高校2~3年)
単語数:約4,000語
英検®2級高校卒業程度(高校3年)
単語数:約5,100語

例えば、リーディングの問題を比較してみると、準2級よりも準2級プラスのほうが少し難しい単語、文法を使用していることが分かります。

下記の問題では準2級は、中学レベルの単語でシンプルな文法を使用しています。

準2級プラスでは、過去形や否定、不定詞の理解が求められます。文法も代名詞や時制の理解が必要で、一段階難しくなっています。

2級では、代替動作を示す動詞や日常会話より一段階高い単語が使われています。

【リーディング問題の比較】

・準2級
Tom wanted to get away from the summer (  ), so he went to Hokkaido. He was happy because it was much cooler there.

・準2級プラス
Emily’s mother became angry because she (     ) do her homework after dinner. She said to her that she could not watch TV that evening.

・2級
The shelf was too heavy to carry, so Bill had to  (      ) it across the floor to move it to the other side of his kitchen.

このように、準2級プラスは準2級よりも単語量が増えて文法も少し難しくなるので、準2級の知識にプラスアルファして勉強が必要でしょう。

2-3. 英検®準2級プラスは身近な社会的な話題を伝えるレベルが求められる

英検®準2級プラスの審査基準は、身近な社会的な話題を伝えられることが重視されています。

英検®の級合格に求められる技能二次試験の場面例
準2級日常的な話題の概要を捉え、情報や自身の考えを基本的な語句を用いながら伝えられる・ボランティアガイド
・電子辞書
・食品フェア
・映画祭
・プリペイドカード
準2級プラス身近な社会的な話題の概要や要点、詳細を理解して、情報や自身の考えを多様な語句を用いながら詳細に伝えられる・環境問題
・インターネット
2級社会的な話題について文章や話の展開を把握しながら概要や要点を理解して、情報や自身の考えの展開を考えながら詳細に伝えられる・環境に配慮した素材
・オンライン会議
・ペット産業
・新しいエネルギー
・サプリメント

参考:公益財団法人日本英語検定協会「英検®準2級プラス特設サイト」

例えば、二次試験の題材が「友達」だった場合、準2級では自分の友達について説明します。

準2級プラスでは一歩踏み込み、自分の生活に友達が与えた影響など身近で社会的な視点が求められます。

友達を題材にした二次試験の例
準2級自分の友達の紹介
準2級プラス自分の生活に友達が与えた影響
2級人生における友達の大切さ

また、二次試験の主な場面を見ても、準2級では本人に関連しそうな身近な話題を扱っていますが、準2級プラスでは環境問題やインターネットなど身近な社会的な話題を扱っています。

そのため、準2級よりも客観的に意見や考えを述べる文法、単語を知っておく必要があるでしょう。

3. 英検®準2級プラスのサンプル問題

英検®準2級プラスのサンプル問題

ここでは、英検®準2級プラスのサンプル問題をいくつかご紹介します。

問題のイメージを掴む、2級や準2級のレベル感と比較するなどの参考にしてみてください。

リーディングのサンプル問題
リーディングは、準2級よりも単語数が増えて文章が長くなる傾向があります。
1.Mika broke the window of her house, but when her mother asked her about it, she (  ) that she had done it. She was afraid her mother would be mad.

2.A: Which subject is more important for you to pass, social studies or Japanese?
B: I think they are (  ) important. I spend the same amount of time studying for both.
ライティングのサンプル問題
ライティングの問題では、身近な社会問題が取り上げられます。文章を25~35語の英語で要約する問題です。文法、単語ともに難易度が上がっているので、どの部分を削るといいか判断が難しくなっています。

なお、今回のサンプル問題では、身近な社会的問題としてAIを扱っています。
More and more people are using AI in everyday life. We can ask it various questions at any time using a PC or a tablet.
People find AI very helpful because it gives us quick answers or solutions.
We do not have to ask other people or search online.
However, there is a concern. We may start avoiding thinking for ourselves.
When we try to find solutions by ourselves, it helps us get better at thinking.
If we always depend on AI, we lose those chances.
リスニングのサンプル問題
リスニング問題は準2級同様に1度しか放送されませんが、文章自体が長くなっているので聞き取る難易度が上がっています。また、文法を理解していないと、正しく意味を理解できない箇所も増えてきます。
☆ Dim, I’m having a party next weekend at my house. Do you want to come over?
★ Sure, that sounds like fun. Should I bring any food?
☆ No, my daughter is a pastry chef, so she’ll do all the cooking. You can bring some drinks if you’d like.
★ Great! I’ll bring a couple of bottles of juice. I’m really looking forward to trying your daughter’s cooking.
Question: What does the woman say about her daughter?

☆Emily is from Sydney, and she enjoys learning languages.
She is now a fourth-year student at a college in Japan, and her Japanese is very good.
In fact, she won first prize in a Japanese speech contest last month.
She is also studying English because she wants to go to Canada after she graduates next year.
☆☆Question: What is one thing that we learn about Emily?

4. 英検®準2級プラスを受験する4つのメリット

英検®準2級プラスを受験する4つのメリット

ここまで読み、お子様が英検®準2級プラスと受験するべきか迷うところだと思います。ここでは改めて、準2級プラスを受験するメリットを確認しておきましょう。

英検準2級プラスを受験するメリット

準2級プラスを受験すると、どのような点がプラスになるのか分かるので、参考にしてみてください。

4-1. 2級合格までのモチベーションを維持できる

1つ目は、英検®2級合格までのモチベーションを維持できることです。

1.英検®準2級プラスとは」で触れたように、準2級から2級合格までには2年程度かかると言われています。5級から準2級までの各級間は約1年で合格できると言われているので、ここで初めて大きな壁にぶつかることになります。

そのため、2級を目指してはいるものの、下記のようにモチベーションや勉強方法に課題を抱える傾向があるのです。

2級合格までのモチベーションを維持できる

そこで、2級合格までの2年間に準2級プラスを受験して、知識と成功体験の双方を積み重ねてモチベーションを維持していきます。

2級合格への橋渡し

「2級までの合格が遠い」「失敗続きで諦めたい」と後ろ向きになる前に、準2級プラスを受験して「やればできる」と感じられることでモチベーションを維持しながら2級合格を目指せます。

4-2. 2級や準2級とのダブル受験ができる

2つ目は、2級や準2級とのダブル受験ができることです。第1回目の準2級プラスの申し込み傾向では、他の級よりもダブル受験をしている人が多いことが分かっています。

とくに、2級とのダブル受験は、全体の20%弱にのぼりました。

ダブル受験の級ダブル受験の割合
英検®2級とのダブル受験20%弱
英検®準2級とのダブル受験約10%

※2025年4月までに従来型の申し込みをした方が対象

参考:公益財団法人日本英語検定協会「英検®準2級プラス」の受験者は「2級」や「準2級」とのダブル受験の傾向が明らかに」

この傾向から単に準2級プラスを受験するだけでなく、下記のような受験方法も検討できます。

・2級を目指しつつも不安がある方:準2級プラスを滑り止めとして活用

・準2級にチャレンジする方:もう少し上の級も同時に目指す

あまりにレベル差のある級では、ダブル受験は検討しにくいです。現状に応じてダブル受験を検討できるのは、準2級プラスならではの魅力だと言えるでしょう。

4-3. 2級の問題形式に慣れることができる

3つ目は、英検®2級の問題形式に慣れることができることです。

2-1.問題形式は2級とほぼ同じ」でも触れたように、準2級プラスの出題形式はほぼ2級と同じです。

使われる単語や文法、応用力などに差はあるものの、易しい2級だと言える内容なので、準2級プラスにチャレンジすれば、2級に対する抵抗感やハードルを感じにくくなるでしょう。

2級の問題形式に慣れることができる

例えば「2級は難しいと言われているから…」と抵抗のあるお子様でも、まずは準2級プラスにチャレンジして合格できれば「似たような問題なら2級が目指せそう」と思えるようになるでしょう。

準2級と2級の出題形式にはいくつかの違いがありますが、準2級プラスなら2級に向けた準備としても十分に活用できます。

4-4. 中学受験や高校受験で優遇を受けられる

4つ目は、中学受験や高校受験で優遇を受けられる点です。

準2級プラスも準2級や2級と同様に、中学受験、高校受験で点数加点や出願資格の付与などにつながるケースがあります。

一例として、下記のような中学、高校では英検準2級プラスに合格すると、点数加点や出願資格獲得などにつながります。

対象中学校概要
実践女子学園中学校・英語資格入試で英検の取得級を換算して得点化:2級以上は100点・準2級プラス90点・準2級80点・3級70点または60点・4級50点
参考:実践女子学園中学校「入試案内」
ドルトン東京学園・2科(英語資格)型は、英語検定3級以上を取得している場合に出願資格あり・入試で3級以上を得点化:1級・準1級100点・2級90点・準2級プラス80点・準2級70点・3級60点
参考:ドルトン東京学園「2026年度中等部生徒募集要項」
昭和学院中学校・2科・アドバンストチャレンジ(特待選考)・帰国生入試で、英検級に応じた「みなし得点」もしくは、加点あり:1級・準1級:100点/30点・2級:90点/25点・準2級プラス:85点/23点・準2級:80点/20点・3級:60点/15点
参考:昭和学院中学校「令和8年度入学試験生徒募集要項」
対象高校概要
共立女子第二高等学校・推薦入試で英検準2級以上は加点2
参考:共立女子第二高等学校「2026年度生徒募集要項」
武蔵野大学高等学校・英検準2級以上合格で推薦、一般入試ともに2点加点
参考: 武蔵野大学高等学校「2026年度生徒募集要項」
雲雀丘学園高等学校・入試「英語」の点数に加点:1級30点・準1級20点・2級10点・準2級プラス8点・準2級5点
参考:雲雀丘学園高等学校「2026年度中学・高校入試 変更点について」

例えば、お子様が中学受験、高校受験に向けて準2級プラスに合格できれば、検討できる範囲が広がったり志望校合格の確率が高まったりするでしょう。

英検そのものが知名度が高く価値が理解されている資格なので、少しでも上位級である準2級プラスを取得することで、受験や就職などで有利になる場面が増えていくと考えられます。

▼英検®を中学受験に活用するポイントなどは、下記の記事で詳しく解説しています。

【約140校】中学受験は英検が有利!優遇校と取得すべき級まとめ

合格率93%の「英検アカデミー」が最短3ヶ月での英検®準2級プラス合格をサポートします
英検アカデミー
「英検アカデミー」は、英検®の高速合格に特化したオンライン英検®専門塾です。お子様一人ひとりに合わせた完全マンツーマンでの対策を行っています。

合格率1%の講師は英検®級保持者であることを前提とし、英検®の元面接官や有名進学塾・予備校の現役・元講師等多数の実績を持った講師が在籍している点が特徴です。

英検®を知り尽くしているからこそできる、合格につながるオーダーメイドの指導を実現しています。

英検®準2級プラス合格を確実につかみ取りたい方は、ぜひ一度英検アカデミーへご相談ください。
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5. 英検®準2級プラスの受験がおすすめな人

英検®準2級プラスの受験がおすすめな人

ここまで、英検®準2級プラスのサンプル問題や受験するメリットなどをまとめて解説しました。

お子様の準2級プラスの受験に前向きになった方も多いでしょう。

準2級プラスの受験がおすすめなケースは、下記のとおりです。

【英検®準2級プラスの受験がおすすめな人】

・2級合格に向けて自信をつけたい場合
・2級に不合格になってモチベーションが下がっている場合
・計画的に2級合格を目指したい場合

準2級プラスには2級合格を目指してモチベーションを維持する目的があるので、2級合格を目指してモチベーションを維持したい、自信をつけたい方に向いています。

また、1年後には2級に合格したいなどの明確な目標があり、着実に力を身につけて2級に合格したい場合にも、準2級プラスは合格に向けた通過点として受験を検討できるでしょう。

【英検®2級受験のチャンスが1回しかないときにダブル受験も検討できる】

受験や留学などの目的の関係で英検®2級の受験チャンスが残り1回しかない場合は、2級と準2級プラスのダブル受験も検討できます。

万が一、2級に不合格となっても、準2級プラスに合格していれば、準2級よりも高い評価を得られる可能性があります。

6. 英検®準2級プラスの受験がおすすめでない人

英検®準2級プラスの受験がおすすめでない人

英検®準2級プラスの受験を検討する人の中にも、まずは準2級から挑戦したほうがいいケースや2級にチャレンジしたほうがいいケースがあります。

お子様の現状によっては、今敢えて準2級プラスを選択しないほうがいいケースもあるのです。

そこでここでは、準2級プラスの受験がおすすめでないケースをご紹介します。

準2級や2級を選択したほうがいいケースが分かるので、受験級を決める参考にしてみてください。

6-1. 準2級の挑戦がおすすめな人

まだ、英検®準2級を取得しておらず、準2級プラスにチャレンジしたいと考えている場合、下記のようなケースでは準2級からの受験がおすすめです。

【英検®準2級の挑戦がおすすめな人】

・準2級プラスの過去問を見て難しいと感じた場合
・準2級の過去問にチャレンジして正答率が半数以下の場合
・着実に英検®の級を上げていきたい場合

英検®は飛び級ができるものの、お子様の現状のスキルに合わない級を受験すると、自信喪失やモチベーション低下につながります。

そのため、準2級プラスの過去問が難しいと感じた場合や準2級の過去問に苦戦している場合は、無理に飛び級をするのではなく、まずは英検®準2級の合格を目指すことがおすすめです。

また、準2級プラスは「易しい2級」と捉えられるレベル感なので、準2級とは難易度が異なります。準2級で難しいと感じている場合は、まずは準2級からチャレンジしたほうが着実に上位級を目指せるでしょう。

6-2. 2級の挑戦がおすすめな人

英検®準2級プラスを受けなくても、2級から挑戦したほうがいい人は下記のとおりです。

【英検®2級の挑戦がおすすめな人】

・2級の模試や過去問で正答率が80%以上の場合
・2級の勉強に十分な時間がある場合
・2級に合格できる自信がある場合

とくに、2級の模試や過去問で80%以上の正答率がある場合は、2級に合格できる可能性が高まっています。

ここで準2級プラスを受験すると遠回りになるので、初めから2級合格を目指すほうがいいでしょう。

また、受験や留学などがまだまだ先で時間にゆとりがある場合は、まずは目標である英検®2級を受験してみるのも1つの方法です。

1度で合格できなくても焦る必要がなく、お子様のペースで学習を進められます。万が一落ちてしまっても、そこから準2級プラス、準2級を検討する余力があります。

7. 英検®準2級プラスや2級は英検®特化の塾で最短1発合格を目指そう

英検®準2級プラスや2級は英検®特化の塾で最短1発合格を目指そう

ここまで読み、お子様が英検®準2級プラスを受験するべきか、他の級を受験するべきか明確になったかと思います。

2.英検®準2級プラスと2級、準2級の違い」でも触れたように、英検®は受験する級により問題の形式や傾向が異なります。

何となく準2級~2級に合格できる知識を身につけても、英検®の傾向を捉えていなければ短期間で合格が目指せない可能性があるでしょう。

とくに、準2級になってくると英語のレベルも高くなるため、ご家庭での教え方やモチベーションの維持方法もお悩みになるポイントかと思います。

だからこそ、準2級プラスや準2級、2級の1発合格を目指すなら、英検®に特化した塾で効率よく知識を身につけることがおすすめです。

英検®に特化した塾は英検®の級ごとの対策経験が豊富なので、合格に向けて効率よく学べます。

また、お子様の課題や苦手な部分を把握してうえで、苦手を克服して合格を目指せるように指導できる点も大きな強みです。

【英検®に特化した塾がおすすめの理由】

・英検®の各級に応じた傾向を熟知しているので的確な対策ができる
・まだ情報の少ない英検®準2級プラスに関する正しい知識をベースに教えてもらえる
・一人ひとりの課題や悩みに応じて対策ができる
・ご家庭では対策が難しいライティングやスピーキングの添削に対応している

「受験までにできる限り上位級の英検®合格を目指したい」「留学までに合格を目指したい」などお子様の目標を実現するためにも、英検®特化の塾の活用を検討してみましょう。

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そのため、お子様の課題や悩みに応じて合格に必要なポイントを押さえた的確な指導ができます。
また、過去の英検®問題やデータ、今まで蓄積したノウハウをもとに、モチベーションを維持しつつ合格に近づける指導ができる点も大きな強みです。

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8. まとめ

本記事では、英検®準2級プラスの概要や受験するメリット、おすすめなケースなど英検®準2級プラスの基礎知識をまとめて解説しました。

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

〇英検®準2級プラスは、英検®2級合格を見据えて、モチベーションを保ちつつ、適切なステップアップをする意図で設置された新しい級

〇英検®準2級プラス合格に必要な単語数は4,000語で、高校上級レベルの知識が問われる

〇英検®準2級プラスの合格基準スコアは1829で、一次試験では1402、二次試験では427以上のスコアが求められる

〇英検®準2級プラスと2級、準2級の主な違いは下記のとおり

・問題形式は2級とほぼ同じで英検準2級プラスは易しい英検®2級だと言われている

・準2級プラスの問題のレベルは高校2~3年生程度に設定されている

・準2級プラスでは身近な社会的な話題を伝えるレベルが求められる



〇英検®準2級プラスを受験するメリットは下記のとおり

・2級合格までのモチベーションを維持できる

・2級や準2級とのダブル受験ができる

・2級の問題形式に慣れることができる

・中学受験や高校受験で優遇を受けられる



〇英検®準2級プラスの受験がおすすめなケースは下記のとおり

・英検®2級合格に向けて自信をつけたい場合

・英検®2級に不合格になってモチベーションが下がっている場合

・計画的に英検®2級合格を目指したい場合



英検®準2級プラスは英検®2級合格を目指して、モチベーションを維持したい場合や着実に力をつけたい場合に向いている級です。



受験を検討している場合は、英検®の高速合格に特化した「英検アカデミー」で効率よく合格を目指しましょう。お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

はい、オンライン授業に対応しております。Zoomを使用した双方向のオンライン授業を実施しており、対面授業と変わらない質の高い指導を提供しています。
はい、多数の合格実績があります。毎年、多くの生徒さんが準1級・2級に合格されています。詳細な実績は合格実績ページでご確認いただけます。
はい、経験豊富な日本人講師が担当いたします。また、必要に応じてネイティブ講師による授業も提供しています。
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はい、各種資格試験の対策も行っています。試験特性を熟知した講師が、効率的な学習方法とポイントを指導いたします。
全国各地に教室を展開しています。最寄りの教室については、「教室を探す」ページでご確認いただけます。また、オンライン授業もご利用いただけます。

記事監修者

桐山 ヒロキ

英検アカデミー塾長

経歴

青山学院大学経済学部を卒業後、英検®対策塾「英検®︎セミナー」へ入社。

人気講師として500人を英検®合格へ導いた後、2005年に英検®︎アカデミーを設立。 設立18年、累計10,000人超の英検®合格をサポート。合格率は93%をほこる。

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