2015
05/25
●大学入試における英語試験はどう変わる?
新学期が始まって1か月。
小学生のお子さんは、初めての外国語活動を体験されている
方もいらっしゃるでしょう。
中学、高校生のお子さんも、新たな教科書を手にして
難易度の上がった英語を頑張っている頃でしょうか。
前記事では、高校3年生の英語力に課題が多いことや
「高等学校・大学の英語力の評価及び入学選抜の改善」のために
「読む」「書く」「聞く」「話す」という英語の「4技能」を
総合的に評価する必要があること、
そのために大学入試に民間の資格・検定試験の活用を行うことが
検討されている
ことを紹介しました。
民間の資格・検定試験で日本で代表的なものといえば
実用英語技能検定(英検)ですね。
その他にもTOEFL、TOEIC、GTEC、TEAPなど、
さまざまな試験が開発・実施されています。
これらの4技能テストを入試で使用する方法としては、
基準点方式、みなし満点方式、加点方式など様々な方法が考えられます。
<基準点方式>
4技能試験で、
ある一定のスコアをクリアすれば英語は合格とみなし、
他の科目に進めるという方式(上智大・立教大)
<みなし満点方式>
現在の入試のシステムを残したままで、
4技能試験の一定ラインをクリアした学生に英語満点を
与えるという方式(国際教養大・金沢大[センター試験])
<加点方式>
4技能試験で高いスコアを持っている受験生にプラスの得点を与えるという方式
今年の3月末には、文部科学省から
学校の授業や入試で検定試験の活用を促進する際の「行動指針」
も発表されました。
学校が活用する場合には指導改善や学習意欲の向上などにつなげること、
大学入試などに活用する場合には各校の入学者受け入れ方針に基づいて
入学から卒業までの英語力向上のために活用を図ることを打ち出しています。
このような指針が打ち出されることで、
各学校の英語試験に民間の資格、検定試験が活用される流れがますます加速していく
ことは間違いないでしょう。
受験方式の変化は、お子さんにも保護者の方々にも少なからず不安要素かもしれません。
しかし、民間試験の活用は受験英語ではなく世界に通用する英語力を
身につけるための非常にいい流れだと思っています。
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