●これからの英語教育が変わります！～現状と今後の施策について～

先日文部科学省の調査で、面白い結果が出ていました。

「読む・聞く・書く・話す」という英語の4技能について
高校3年生を対象に初めて実施した英語力調査の結果によると、
平均的な生徒の英語力は英検に換算すると3級以下と判定されたとのことです。

英検3級とは、中学校卒業程度なので、高校3年生になっても
中卒レベルから英語力が向上していない人が多いということです。

4技能の能力テストの中でも、「書く」と「話す」に

関しては前者が29％、後者が13％の生徒が無回答、

無言のために0点とされていました。

次期学習指導要領では高校で英検2級～準1級程度の

英語力を身につけることを目標にする見通しとなっていますが、

現状との差が大きいため、達成への道は容易ではなさそうです。

文部科学省が示す現時点での英語教育の施策では、

改革1:国が示す教育目標・内容の改善

改革2：学校における指導・評価

改革3：高等学校・大学の英語力の評価及び入学選抜の改善

改革4：教科書・教材の改善

改革5：学校における指導体制の充実

が挙げられています。

改革3の「高等学校・大学の英語力の評価及び入学選抜の改善」においては、
センター試験を廃止し、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を導入し、
英語においてもこのテストで4技能を総合的に評価できる問題の出題や、
民間の資格・検定試験の活用を行うことを計画しています。

このように英語教育が大きく変わっていく今。
変わりゆく英語教育にいち早く対応し、英語を得意分野にしていきませんか？

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