【第七回】英語への苦手意識を作らない為には中学1年生がポイント!

英語の苦手意識について

勉強において、1度もってしまうと払拭しにくいのが『苦手意識』です。


1度苦手意識を持ってしまうと、その教科自体を嫌なものだと感じ、
勉強している間も苦痛に感じてしまいます。
また、苦手意識がある事からテストの際不安になり、
思ったよりも実力が出ないお子さんもいます。
そしてまた苦手意識が強くなるという悪循環に陥ります。

今回は中学生のお子さんが苦手意識を持つ前に知っておきたい、
英語への苦手意識を解消するポイントについてご紹介します。

 

6割以上の中学生は英語が苦手

みんな英語が苦手なのです

 

あるアンケート結果をのぞいてみると小学校から中学校にかけて
急に英語に対して苦手意識が強くなる事がわかっています。

中学2年生を対象とした英語に対するアンケート結果では、
英語を「苦手・やや苦手」と答えた生徒が6割以上にのぼりました。

その一方で、同じ子供達に「小学校英語」について調査したデータを見てみると
「楽しかった」と答えた子供が7割以上、
「外国や英語に興味を持った」子は4割もいました。

つまり、小学校時代には英語や外国語活動に対して良い印象を持っていた子供達が
中学生になって英語に対し苦手意識を持ってしまったという事がうかがえます。

 

英語が苦手になるのは中学1年生

英語は中1の時点で対策を!

英語への苦手意識について、更に詳しく見ていきましょう。

英語への苦手意識がいつ生まれてしまったのかを見てみると、
一番多かったのが「中学1年生の後半」で26.6%でした。
次いで多いのが「中学1年生の初め頃」で16.2%になります。

全体を通して見てみると、『中学1年生の後半まで』の間に、
約8割弱の子供が「英語が苦手だ」
と感じているという結果になりました。

つまり小学生から中学生にあがり1年が経過した時点で
「英語は楽しい」から「英語は苦手」へと意識が変化してしまっている事がわかります。


ではいったい何故この1年間でそこまで意識が大きく変化してしまうのでしょうか?

 

どうして苦手意識を持ってしまうのか?

苦手意識をとりのぞく方法

中学生が1年間の間に、英語に対して苦手意識をもつ原因は
大きくわけて2つ考えられます。

 

■遊びから授業へと変わった
小学校で行われている外国語活動には基本的にテストがありません。
小学校では主に「英語に触れて楽しむ」という事を目的として授業が進むため、
子供自身には授業というよりも遊びの時間という感覚が強くなります。

それが中学になり急にしっかりと授業する「科目」
という体制へと変化しテストが設けられるようになります。

遊びだったものが勉強へと変わる

ここに気持ちの切り替えが追いつけない子供がいます。

 

■難解な文法
英語に対する認識別データと見てみると、
英語に対して苦手だと思っている子供の9割は

「文法が難しい」「英語のテストで点数が伸びない」と答えています。

文法の難解さは、日本語と英語の文法が異なるため、
なかなか馴染めず壁になるのは当然と言えば当然です。

しかし、ここでうまく飲み込むことが出来ず、
文法を理解しないままにしてしまうと問題です。

文法が曖昧では当然テストの点数が伸びず、
本人も苦手意識を余計に強くしてしまいます。
そしてその後続いていく英語の授業が理解出来ず、耐え難いものになっていきます。

 

他にも英文法の書き取りで苦戦したり、
聞き取りで苦労したりするお子様も多くいます。
そこで苦手意識を持たないために大切なのが
この苦手意識を持つきっかけをしっかり抑えておくことです。

 

苦手意識が芽生える前に、
理解できない点、難しい点を予習・復習しておき、
しっかり固めていくことで、「ちゃんと理解出来る」という自信がつき、
苦手意識を持つこと無く英語に前向きに向き合っていけるようになるでしょう。

 

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