【第ニ回】中学校の定期試験で平均点を取るために必要なことは？

せっかく私立中学校に進学したのに
お子さんが「定期試験で平均点がなかなか取れない」
というお悩みをお持ちではないですか？

「塾に行っているのに、定期試験で平均点まで届かない」
「試験範囲で、なにが分からないか分からない」

こんなお悩みを抱えているお子さんは、
もしかしたら中学校で習った基礎の部分が理解できていないのかもしれません。

定期試験での平均点突破には「基礎を理解する」ことが欠かせません。

試験で平均点を取るためには、中学の授業進行に合わせた勉強法

私立中学校のカリキュラムは、学校独自のものが多くあります。
そのため「塾に通っているから試験対策として万全」
ということが成り立ちにくいという面があります。

なぜなら塾の進行が、中学校で使用している教科書
「ニュートレジャー」や「プログレス２１」に沿っていると言い難い部分があるためです。

そこで定期試験で平均点を取るためには、
中学校の授業進行に沿った試験対策が大切になります。
学校の先生が配ったプリントなどはとても大切です。

きちんとファイリングしていますか？

なぜなら授業中の要点がまとめられていることが多いからです。
問題が載っている場合は、解けるようになるまで解き直してみましょう。

試験前の一夜漬けは逆効果！？

試験で点数を取ろうとして、一夜漬けをしてはいませんか？
一夜漬けは勉強方法として正しいとは言い難いです。

なぜなら人間の脳には、
寝ることで起きている間の記憶を定着させようとする働きがあるためです。

勉強時間を長く取れば、良い点数を取れる
というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
睡眠不足は集中力の欠如や、理解力、暗記力の低下を引き起こしてしまいます。

また、一夜漬けは丸暗記する傾向があるので
その時は試験の点数が取れたとしても
「本当にその問題を理解しているか」というと疑問が残ります。
平均点を突破するためには、基礎の積み重ねが欠かせません。

試験で平均点を取るためには基礎の確認から！

試験で平均点を取るためには、
難しい問題に立ち向かうのではなく、基礎へ基礎へと逆戻りしていきましょう。
分かる部分が出てくるまで、教科書をさかのぼってみましょう。
学年を1つ戻っても構いません。

分からないまま難しい問題に取り組むと、
ますます勉強に対する苦手意識が強くなってしまいます。
学校で配られたプリントや問題集を確実に解けるようにすることを心がけましょう。

１、２回解いて難しいと感じても、
５回ほど解き直せば、記憶できるようになるものです。

このように地道に思える基礎の積み重ねが、中学三年間の学力を支える土台となります。

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